ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.1.9 12:41日々の出来事

2月10日開催「ゴー宣道場」国防のリアルと憲法の矛盾

2月10日(日曜)開催の「ゴー宣道場」は、
『国防のリアルと憲法の矛盾』と題して、
国際政治学者の川上高司氏を迎えて議論します。

韓国のレーダー照射事件によって日韓関係は最悪の状況に
あり、本来、北東アジアは日米韓の連携が取れていなけれ
ばならないのに、韓国の「反日」アイデンティティーが
安全保障の重大な阻害要因になっている。

米国がこの仲裁を嫌がっているのは、明確に「韓国が
悪い」と言えないからだろう。

ロシアとの北方領土をめぐる取引にも、日米地位協定で、
日本の領土のどこにでも米軍基地を作ることができると
いう規定が阻害要因になっている。

タレントのローラが辺野古基地反対の署名を20万人分、
集めたからといって、ホワイトハウスの一存で辺野古基地
の建設を取りやめたら、日本国の主権が侵されたことに
なるが、悪しきポピュリストには「国家主権」など、
まったく関心がない。

北朝鮮も核放棄を本気でする気があるのかどうかも
怪しいし、実際、交渉を長引かせてトランプ政権の
瓦解を待つ気なのかもしれない。
核保有国を諦めるなんてとても信じられない。

中国が北朝鮮の核放棄を望んでいるとも思えないし、
中国にしてみても、日本は米国の属国なのだから、
北朝鮮の核が米軍基地をにらんでいる状況の方が得だ
と思うはずだ。

北東アジアに厳しい緊張関係がある中、憲法で「戦力」
規定も作らずに、内閣法制局の解釈改憲で誤魔化して
いる日本国民の堕落はどうしようもない。

この現実を国際政治学者・安全保障の専門家である
川上高司氏がどう見ているのか、ぜひとも聞いて
みたい。

応募締め切りは1月30日(水曜)である。
あと3週間!
2月10日までに韓国との関係性もどうなっているか
わからない。
生々しい緊張感の中で「ゴー宣道場」が開催されるぞ。
ぜひ応募しよう!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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